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~口呼吸と鼻呼吸~

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おはようございます🦷

今日も暑いですね(´。_。`)💦
暑さに耐えきれずひんやりグッズを大量に購入しました🧊
皆様も暑さ対策をしっかり行って夏を乗り切りましょう(`・ω・´)b

~*・~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・​​​​​​​~*・

今日は呼吸についてお話していきます。
さて、みなさん、今口開いてますか?閉じてますか?

しっかりと口が閉じている方は鼻呼吸をしています。
少しでもお口が開いている方は口呼吸をしています。

では、どちらの呼吸が良い呼吸と思いますか?

正解は


鼻呼吸です。(・👃・)

呼吸には歯並びや体調色々なことが関わってきます。
口呼吸をしているとどんなことが影響してくるのか見ていきましょう。

~口呼吸のデメリット~

・虫歯、歯周病、口臭のリスク
・歯並びが悪くなる
・風邪をひきやすくなる
・睡眠の質が低下してしまう
・顔貌の影響
・集中力や学習能力の低下

などなど様々な影響があります。
え~口呼吸だけでこんな影響あるわけ~大げさすぎ~🤣
って思っていませんか?
一つずつどのように影響していくのかご説明していきます(`・ω・´)b

・虫歯、歯周病、口臭のリスク
お口が開いている状態が続いてしまうと口の中が乾燥します。
乾燥してしまうと唾液の分泌も減ってしまい悪循環が生まれます。
そしてその悪循環を好むのが虫歯と歯周病の菌です。
菌がお口の中で増殖し虫歯や歯周病になりやすくなります。
そしてお口の乾燥により口臭がきつくなってしまいます。

・歯並びが悪くなる
口呼吸をしていると前回お話した舌の正しい位置が保たれず、舌の位置は低くなります。
このことを低位舌といいます。
この状態が続くと上あごの成長が下顎の成長に比べ遅れてしまったり、受け口や
歯が並ぶスペースがなくなってしまい歯並びがガタガタになってしまいます。
口呼吸により口周りの筋力が衰え、唇や頬からの筋力の圧力のバランスが崩れてしまい
歯並びに影響します。

・風邪をひきやすくなる
口呼吸は鼻呼吸に比べ加湿機能が低いためのどや気管を乾燥させてしまい
ウィルスや細菌が付着しやすくなってしまいます。
乾燥してしまった喉は炎症を起こしやすく風邪の症状を悪化させてしまいます。

さらに口呼吸は、喉の免疫組織であるワルダイエルのリンパ輪への刺激を増加させ
免疫力を低下させる可能性があります。
鼻炎などで鼻呼吸がしんどい場合は早めに耳鼻咽喉科を受診し適切な治療を行いましょう。

・睡眠の質の低下
鼻呼吸に比べ口呼吸は吸いこむ空気量が10%~15%少なくなります。
さらに睡眠中に舌が喉の奥に落ち込み気道をふさぎいびきや、無呼吸症候群の原因に繋がります。
これにより睡眠の質が低下してしまいます。

・顔貌の影響
口呼吸が原因で起こる顔つきの変化を「アデノイド顔貌」と言います。
アデノイド顔貌の特徴は口が開いた状態が長く続くことで顎が小さく首との境目がはっきりしない
顔が膨らんで丸く見えるなどの特徴があります。
さらに口周りの筋力低下によりたるみが生じ老けてみえてしまうこともあります。

・集中力や学習能力の低下
口呼吸は鼻呼吸に比べ空気を吸い込む量が10%~15%低下するため脳への酸素供給が不十分になるため
脳を冷や機能が薄れてしまい、ボーっとしてしまい集中力や注意力が低下がみられ、学習能力にも影響していきます。
最近では横浜のお受験教室が鼻呼吸ができるマスクを開発するなどしています。


本来呼吸は鼻でするもののため口呼吸のメリットはあまりありません。
デメリットの方が多く見た目や体内にも影響してしまうため年齢などに関係なく
鼻呼吸を心掛けてほしいです。
ただ、鼻炎や花粉などの場合鼻で呼吸するのがつらい場合があります。
​​​​​​​その場合は早めに耳鼻咽喉科を受診し適切な治療を受けるようにしてくださいね。
 
2025年07月05日 11:00

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